左を下にして寝ると逆流性食道炎がましになる
- heiwamed0002team
- 2023年2月6日
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更新日:3月21日
おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。
逆流性食道炎という病気をご存知でしょうか?
胃酸が食道に逆流してくる病気です。症状は、胸が焼ける感じ、酸っぱいものが上がってくる、げっぷなどです。
食事の欧米化(カロリーが高く脂肪が多い食事)で増えています。
日本人の3人に1人が逆流性食道炎があると言われています。
【質問】
逆流性食道炎を予防する生活の工夫ありますでしょうか?
【答え】
寝る時の姿勢を工夫してみましょう。左を下にして寝ることで逆流がましになります。 食道と胃のつなぎめの角度をhis(ひす)角と呼びますが、左下にすることで角度が鋭角になり逆流しづらくなります。左を下にして寝ることを一度お試しください。 そのほか、コーヒー(カフェイン)をひかえる、ベルトやコルセットなどでお腹を圧迫しない、寝る前の食事をさけるなども効果的です。 夜中のラーメンやスナック菓子も逆流性食道炎をひきおこします。 逆流性食道炎にPPI(プロトンポンプ阻害薬)という特効薬ありますが、薬だけにたよらず生活習慣の改善も心がけたいですね。 今日も素敵な一日でありますように。 中島クリニック(内科、消化器内科、胃カメラ、大腸カメラ) https://www.nakajima-clinic.com/