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風邪症状（咳、喉の痛み、発熱）、頭痛、腹痛や下痢などの急性疾患、花粉症をはじめとするアレルギー疾患、生活習慣病（糖尿病、高脂血症、高血圧）、そのほか健康診断で引っかかってしまった症状などのご相談が多いです。

風邪は「風邪症候群」とよばれる、鼻やのどを中心とした急性炎症です。
一般的には、発熱を伴う咳・鼻水・鼻づまりなどの症状がみられます。
また、風邪のような症状でも、高熱が伴う辛い症状や長引く咳症状などが続いている場合は注意が必要です。
肺炎やインフルエンザ、扁桃腺炎、気管支喘息など、重症な病気の可能性も少なくありません。
気になる症状がありましたら、日常生活に支障が出る前に早めにご相談ください。

インフルエンザウイルスが体内で増えて、さまざまな症状を引き起こす感染症です。

発熱を伴う咳・鼻水・鼻づまりなどの風邪のような症状のほか、頭痛・関節痛・筋肉痛などの症状が出ます。
比較的ゆっくり発症する風邪とは違い、インフルエンザは急激な発症が特徴的です。
また「鼻」や「のど」のように局所的に発症するだけではなく、強い倦怠感などが全身症状として表れます。
インフルエンザウイルスは1～5日程度の潜伏期間があり、上記のような辛い症状が数日の間続きます。

当院では、インフルエンザの予防接種を実施しています。
例年秋ごろには、ブログ・ホームページでインフルエンザワクチンに関する情報をご案内しております。
10月中旬から12月ごろにかけて実施しております。予約でインフルエンザワクチンを行っております。診察時にご相談ください。

西宮市の中島クリニックでは生活習慣病の啓発にも力を入れています。
生活習慣病は、日頃より続く不摂生な生活によって起こる慢性疾患の総称です。

高血圧とは、安静時の血圧が常に正常より高い状態をいいます。
塩分のとりすぎ、ストレス、運動不足などが高血圧のひきがねとなります。
高血圧になると常に血管に圧がかかるため、血管の内壁が傷つき硬くなり動脈硬化をおこします。
動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞などの血管がつまる病気や、クモ膜下出血、脳出血などの血管がはれつする病気につながります。
高血圧を根本的に改善するには、生活習慣の見直しが効果的です。

脂質異常症は高脂血症とも呼ばれ、血液中のコレステロールや中性脂肪が高い状態です。
高血圧・糖尿病とともに、動脈硬化を引き起こすリスクが高い病気の1つとされています。
脂質異常症を改善するには、食事・運動を中心とした生活習慣の改善が大切です。
自覚症状がないために、検査で高脂血症がわかっても放置している方は少なくありません。

糖尿病とは血液の中の糖分（血糖）が増えすぎてしまう病気です。
糖尿病は、膵臓から血糖を下げるホルモンであるインスリンが不足することが原因です。
糖分（血糖値）が高いままで過ごすと、全身の血管と神経が傷みます。
手足のしびれ、視力の低下、心臓病、腎不全といった病気につながります。
糖尿病の初期は目立った症状はでませんが、病気が進行すると疲れやすい、異常な食欲、のどの渇き、トイレの回数がふえるなどの症状がでてきます。
心臓、眼、腎臓の重篤な糖尿病からひきおこされる病気を予防するために、運動療法、食事療法を中心とした生活習慣の改善と適切な治療が大切です。