診断を支えるハイビジョン画像の内視鏡システム
当院は大学病院かがんセンターなど、高度医療機関で使われている内視鏡ビデオスコープシステム EVIS LUCERA ELITE=イーヴィス ルセラ エリート（※1）を使用しています。
※1：オリンパス社製の内視鏡システム
EVIS LUCERA ELITEには、早期がんなどの発見に役立つ画像強調技術（※2）が採用されています。ハイビジョン画像で診断できるという点で、診断の精度向上が期待できます。
※2：NBI（狭帯域光観察）と言われ、微細な病変の発見や観察に非常に優れています。
日本消化器内視鏡学会認定専門医による検査
中島クリニックで内視鏡を担当する医師は、日本消化器内視鏡学会の専門医です。内視鏡は豊富な知識と高度な技術はもちろん、経験・実績がとても重要視される分野です。また、得られた画像から小さな病変を発見・診断する技術も、同じく重要です。内視鏡の操作を熟知していることはもちろん、「いかに患者様へ苦痛を与えないか」を追求した内視鏡検査を心がけています。
検査をスムーズに実施することで、患者様に安心して受けていただけるよう努めています。また得られた画像から小さな病変でも正確に発見・診断します。胃カメラや大腸カメラが初めてという方も、安心して検査を受けていただけます。
安全で清潔な内視鏡洗浄機
内視鏡には各種ガイドライン（※1）があります。当院では、そのガイドラインに準じて、内視鏡の取り扱いをしています。 ガイドラインでは、
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内視鏡室のレイアウト
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内視鏡の洗浄方法
など、細かなルールが定められています。
当院では過酢酸製剤（※2）を使用する専用の内視鏡洗浄機を採用し、一回の検査ごとにその都度徹底した消毒をしています。
※1：消化器内視鏡の感染制御に関するマルチソサイエティ実践ガイド
※2：殺菌・真菌・ウィルスといった幅広い病原微生物に対して効果がある殺菌消毒薬
二酸化炭素送気装置の導入
大腸の腸壁を観察するためには、腸壁を広げる必要があります。従来は空気を送り込むことで広げていましたが、術後の不快感が避けられない状況でした。大腸の腸壁を観察するためには、腸壁を広げる必要があります。従来は空気を送り込むことで広げていましたが、検査後の不快感から逃れられませんでした。
中島クリニックの大腸内視鏡検査では、空気の変わりに二酸化炭素を使っています。専用の二酸化炭素送気装置を使うことで、「お腹が苦しい」「張りが残って痛い」などの不快感を最小限に軽減させています。
二酸化炭素のメリット
腸管に吸収されやすい二酸化炭素は、検査終了後には、比較的早くお腹の張りがなくなります。二酸化炭素は通常の呼吸と同じくはき出されますので、二酸化炭素送気装置による副作用等はありません。
胃・大腸カメラを同日に検査が可能
中島クリニックでは、胃内視鏡（胃カメラ）と大腸内視鏡（大腸カメラ）を同日で検査することもできます。
「通院のために時間をとるのが億劫で…」という方も多いと思います。なるべく効率よく、1日で検査が終了できるように努めておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
苦痛を軽減した検査（鎮静剤・鎮痛剤の使用）
中島クリニックでは、鎮痛剤・鎮静剤を使用することにより眠った状態で内視鏡検査を楽に受けられます。鎮痛剤・鎮静剤はひとりひとりに合わせて使用量を調整します。
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感染症に配慮した安心で衛生的な検査
中島クリニックでは、検査および手術で使用する処置器具について、徹底した衛生管理をしています。 超音波洗浄機とオートクレーブ（高圧蒸気滅菌器）によって滅菌処理され、常に消毒衛生管理のガイドラインに沿った形で対策されます。地域の皆様には安心して、当院へご来院頂ければ幸いです。また、可能な範囲でディスポーザブル製品（使用後に廃棄）を使用し、患者様同士での感染リスクを最小限にしています。
分かりやすい説明を心掛けています
当院では電子カルテと連動した画像ファイリングシステムを使用しています。画像ファイリングシステムは、過去の検査結果（画像）を瞬時に取り出し、簡単に比較できるというメリットがあります。患者様へわかりやすく丁寧に解説できるように心がけていますので、不明な点や不安なことはお気軽にご相談ください。