ピロリ菌を除菌した後も内視鏡(胃カメラ)での定期検診をすすめする理由
1983年に世紀の大発見がありました。 胃の中は強酸で細菌が生息することはないと思われていたのですが、ヘリコバクター・ピロリと呼ばれる細菌が胃に生息することが発見されました。 されに、その後の研究でピロリ菌が胃がんの原因であることも特定され…
もしかして肺炎?肺炎の症状と予防の5つのポイント
巷では今年初めから新型コロナウィルスが世間をにぎわしており、中国では死者も多数でております。 SARSやMERSと比較されることが多い新型コロナウイルスですが、感染力は強いものの、致死率はSARS9%、MERS34%と比べると2%と報告され…
インフルエンザ予防接種
おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。 緊急事態宣言が解除され、街に活気がもどってきました。コロナ再流行のきざしもなくありがたいことです。 インフルエンザの予防接種が始まりました。 ワクチンに関する質問をまとめました。 Q …
何でもピロリ菌の影響?|ヘリコバクター・ピロリと糖尿病は関係がある
胃の中にすむヘリコバクター・ピロリが胃がんの原因であることは有名な話です。ピロリ菌がすんでいない胃からは胃がんがほとんど発生しません。一方ピロリ菌がいると慢性胃炎を引き起こし、胃がんのリスクが高まります。 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんとヘリ…
座りっぱなし生活はがん、心筋梗塞をはじめとした病気のリスクを高める|仕事で座りっぱなしの人は仕事の合間に30分の軽い運動を取り入れよう
■長時間の座りっぱなし生活は、心臓や脳血管疾患のみならず、がんのリスクも高める 長時間の座りっぱなし生活は、さまざまな病気のリスクを高めることが知られています。 座りっぱなし生活でカロリーをあまり消費しない生活は、糖尿病、高血圧、高脂血症な…
逆流性食道炎の診断と治療|抗血小板薬/抗凝固薬内服中のPPI適応について|長期PPI服用の課題
有志グルーブでの勉強会で逆流性食道炎の診断と治療|抗血小板薬/抗凝固薬内服中のPPI適応について|長期PPI服用の課題についてお話をしたときのスライドをシェアいたします。 ■酸分泌関連 薬の歴史 ■症例提示 ■抗血小板薬/抗凝固薬内服中にお…
インフルエンザ
おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。 兵庫県の新規コロナ陽性者が100人以下となりました。 ようやく第五波が過ぎ去って平穏な日がもどりつつあります。 ホントうれしいことです! 【質問】今年の冬はインフルエンザ流行しますか?…
逆流性食道炎と胃食道逆流症
あなたの症状は「逆流性食道炎」それとも「胃食道逆流症」? 食事の高カロリー高脂肪食化にともなって、胃酸のこみあげ、げっぷなど逆流性食道炎が 増えてきています。 食事の欧米化だけでなく、ピロリ菌感染率の低下、ライフスタイルの変化などさまざまな…
糖尿病の人はがんになりやすい?大腸がんの発症リスクの関係と予防
40歳以上の人の4人に1人、全国では1000万人もいるとされている糖尿病。 治療中の人は約76%と言われ、まだまだ糖尿病が重大な病気と考えられていない日本ですが、合併症の怖さをご存知でしょうか。 糖尿病は「網膜症」「腎症」「心筋梗塞」「脳梗…
感染拡大収束
おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。 先週末、西宮市応急診療所に出務してきました。 おどろきました。 いつもはごった返している待合室が静かです。理由は発熱の患者さん受診が急激に減ってきていることです。 コロナ第5波が過ぎ去…