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熱中症が一番多いのは8月ではない、7月が最多

  • heiwamed0002team
  • 2022年6月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月23日

7月なのに最高気温が30渡越え

まだ7月なのに、過ごしづらい日が続いています。

西宮市、昨日の最高気温は29度、

今日の最高気温は31度、真夏日の予測です。



熱中症が多いのは8月ではなく7月

熱中症が一番多いのは8月ではなく7月です。


(引用:総務省消防庁平成27年~令和3年の熱中症による救急搬送状況)


夏から連想するのは

蝉の声

夏の甲子園

うだるような暑さ


日本の、うだるような8月です。

熱中症は8月は非常に多いのですが、真夏よりも多いのが実は7月なのです。


8月より7月に熱中症が多いのは、急激に上がる温度に体が順応していないのが一因です。

急に気温があがるものの、体が暑さに不慣れで順応できていないのが7月です。



熱中症になりやすいひと

熱中症になりやすいのは

・太っていて

・持久力がない人

です。想像通りの結果ではありますが。


特に肥満度BMI(Body mass index)が26を越すと要注意です。

BMI22になる体重が標準体重です。

暑さに弱い、太っていて、持久力がない方でも対策はあります。

この新入隊員訓練の最初には、熱中症のリスクが高かった、太っていて、持久力がない人も3ヶ月の訓練後には見違えるように暑さにつよくなります。

3ヶ月の訓練後には、たとえ太っていても、持久力がなくても、熱中症にかかりにくくなります。

トレーニングすれば、からだが暑さに慣れるのです。


(Wallace R et al. Risk factors for recruit exertional heat illness by gender and training period. Aviat Space Environ Med. 2006 Apr;77(4):415-21.)



まとめ

暑さに体が慣れていない7月は熱中症になりやすいので、十分な睡眠、十分な水分補給をして過ごしましょう。

熱中症予防にスポーツドリンクがよいと思い込んでいる人いるようですが、スポーツドリンクには多量の糖分が入っていますので糖分の取り過ぎにご注意ください。


熱中症予防に必要なのは、水分、ミネラルです。

そして、少量の糖分です。

ジュースのような多量の糖分は不要です。

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