真っ黒な見た目からか、コーヒーは体に余りよくなさそうな印象があるかもしれません。
コーヒーは体に悪影響なく、逆にコーヒーを飲むことでさまざまな病気が減ることが最近の研究から分かってきました。
1日コーヒー何杯までが適量かは、以下のブログをご参照ください。
コーヒーは1日何杯まで|カフェイン量にして400mg、コーヒー約4杯までが適量
スウェーデンの女性34,670人を平均10.4年間フォローした研究から、コーヒー摂取で脳卒のリスクが低下することが明らかになりました。
Larsson SC et al. Coffee consumption and risk of stroke in women. Stroke. 2011 Apr;42(4):908-12
コーヒーを飲む量で
・コーヒー摂取1日1杯未満の人(コーヒーほとんど飲まない人)
・1-2杯飲む人
・3-4杯飲む人
・5杯以上のむ人
を比較
コーヒーをほとんど飲まない人の脳卒中全体相対リスクを1.00とすると
1-2杯飲む人 0.78
3-4杯飲む人 075
5杯以上のむ人 0.77
コーヒーを飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ脳卒中リスクが25%低下します。
コーヒーを1日1杯飲むだけで、脳卒中のリスクを減らすことができるという、興味深い報告の紹介でした。