おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。
昨年の流行語対象にノミネートされた「ととのいました」
【質問】主人がサウナ好きです。サウナの後に水風呂に入るのを繰り返したりしているようです。体が心配です?
【答え】持病がある方や高齢者はやめましょう。
「ととのえる」と言われるサウナのたのしみ方ですね。サウナ→水風呂→休憩を3回ほどくりかえすと体がシャキッとする。気分がリフレッシュ。サウナ愛好家の間で流行しています。
100度近くのサウナに入ると脈拍が上がり、抹消の血管が拡張して血流がよくなります。その直後に水風呂に入ると血管が収縮。自律神経を激烈に刺激するのがシャキッとした爽快感につながるのですが、寒暖差は体に負担を与えます。
熱いサウナの直後水風呂にはいると、血圧、血流、自律神経すべてに激烈な負荷がかかります。特に高齢者や高血圧、狭心症など持病のある方にとって危険です。
サウナで一汗流すと爽快な気分になります。しかし、直後に水風呂に入るような体に過剰な負荷をかける方法は避けた方がいいですね。
何事もやり過ぎないようにです。
今日も素敵な一日でありますように。