おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。
朝夕急に冷え込んできましたね。先週までTシャツ1枚で通勤していたのですが、今週から長袖のTシャツにパーカーをはおることにしました。
急な気温の変化からこの時期体調不良が増えます。寒暖差疲労という言葉ご存知でしょうか?
9月が厳しい暑さから急に朝晩冷え込むようになり、秋らしい気候に変わってきたと感じる中でも、何だか体が疲れているような気がすることが増えてきたことはありませんか?このような気象の変化による体調不良や気分の落ち込みを正式な病名ではありませんが、いわゆる「寒暖差疲労」と呼びます。
寒暖差疲労とは、一日の気温差が7℃以上になると、体温調節を担当する自律神経が乱れ、不調を引き起こす症状のことです。
寒暖差疲労の症状には、全身の倦怠感、だるさ、冷え、頭痛、イライラなどの気分の浮き沈みがあります。また、個人差があるものの、胃腸障害、下痢、腹痛などを訴える人もいます。
では、寒暖差疲労を改善するためにはどうすればいいのでしょうか?
自律神経の乱れが原因のため、以下のポイントが役立ちます。
1.ぬるめのお湯にゆっくり浸かりリラックスする。
2.軽い有酸素運動(散歩など)を行い、代謝を活発にする。
3.バランスの良い食事を心がけ、温かいものをとり体を温める。
4.睡眠時間を確保する。
これらの方法を実践することで、寒暖差疲労の症状を和らげることができます。体調管理に気を付け、秋の健康を守りましょう。
今日も素敵な一日でありますように。
中島クリニック(内科、消化器内科、胃カメラ、大腸カメラ)
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