おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。
最近は暑い日が続いていますね。室内でも熱中症になるリスクがあります。高齢の方の中にはクーラーが苦手な方が多いですが、無理をせずに、ゆるくエアコンを利用して熱中症予防を心掛けましょう。
最近、甘い飲み物と大腸がんのリスクの関連についての研究報告がありました。
この研究では、甘い飲み物をほとんど飲まない女性と、1日に2杯以上飲む女性を比較しました。驚くことに、甘い飲み物をまったく摂取しない人に比べ、毎日甘い飲み物を飲む人は早期大腸がんのリスクが2.2倍も高かったという結果が出ました。
さらに、子供の頃に甘い飲み物をたくさん摂取した経験が、大人になってからの大腸がんのリスクにも影響を及ぼすことがわかりました。
お砂糖は糖尿病だけでなく大腸にも影響するようです。
夏は確かに甘いジュースが美味しいですね。適度な摂取量を心掛けることが重要ですね。
水やハーブティー、フルーツを絞った自然な甘さのドリンクなど、より健康的な選択肢も検討してみるといいですね。バランスの取れた食事と適切な水分摂取を心掛け、夏を乗り切りましょう。
甘いものと大腸がんリスクに関する研究論文
「Sugar-sweetened beverage intake in adulthood and adolescence and risk of early-onset colorectal cancer among women」
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33958435/
今日も素敵な一日でありますように。
中島クリニック(内科、消化器内科、胃カメラ、大腸カメラ)
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