おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。
逆流性食道炎という病気をご存知でしょうか?
胃酸が食道に逆流してくる病気です。症状は、胸が焼ける感じ、酸っぱいものが上がってくる、げっぷなどです。
食事の欧米化(カロリーが高く脂肪が多い食事)で増えています。
日本人の3人に1人が逆流性食道炎があると言われています。
【質問】逆流性食道炎を予防する生活の工夫ありますでしょうか?
【答え】寝る時の姿勢を工夫してみましょう。左を下にして寝ることで逆流がましになります。
食道と胃のつなぎめの角度をhis(ひす)角と呼びますが、左下にすることで角度が鋭角になり逆流しづらくなります。左を下にして寝ることを一度お試しください。
そのほか、コーヒー(カフェイン)をひかえる、ベルトやコルセットなどでお腹を圧迫しない、寝る前の食事をさけるなども効果的です。
夜中のラーメンやスナック菓子も逆流性食道炎をひきおこします。
逆流性食道炎にPPI(プロトンポンプ阻害薬)という特効薬ありますが、薬だけにたよらず生活習慣の改善も心がけたいですね。
今日も素敵な一日でありますように。
中島クリニック(内科、消化器内科、胃カメラ、大腸カメラ)