まだ7月なのに、各地で気温が35℃を越す猛暑日を記録しています。
今月に入り市内でも脱水や軽度の熱中症の報告が急増しています。
コロナ流行で暑い日でもマスク着用、より熱中症予防に気をつける必要があります。
家庭で簡単につくれる、脱水予防の経口補液のつくりかたを紹介します。
夏を元気に乗り切りましょう!
■スポーツドリンクの課題
スポーツドリンクを脱水予防に活用されている方が多いと思います。
スポーツドリンクにはいくつかの課題があり、脱水予防にスポーツドリンクをのむことはおすすめしません。
市販のスポーツドリンクはジュースに近い飲み物でです。
1.糖分が多過ぎる
2.ナトリウムが少な過ぎる
3.カリウムが殆ど入っていない
脱水予防には市販スポーツドリンクが適さないことはご理解いただけるかと思います。
■経口補液(ORS)の簡単なつくり方
理想のスポーツドリンクが家で簡単に作れます。
500mlのペットボトルを用意してください。
水、食塩、砂糖、レモン汁を混ぜるだけです。
脱水予防の経口補液
レシピ
・水500ml
・食塩1g(ふたつまみ)
・砂糖20g(小さじ6杯)
・レモンやオレンジの絞り汁を適量
これだけで理想の補液の完成です。
ジュースやスポーツドリンクと比べると甘みは少ないですが、レモンやオレンジの絞り汁を香りに加える事でスッキリとした味になります。
果物の絞り汁はカリウム補給にもなります。
■まとめ
嘔吐下痢症などによる脱水時にも経口補液ORSは有効です。
家で簡単につくれる経口補液を活用して、夏を乗り切りましょう。